無垢フローリング使われる材は、天然木から切り出した生きた木です。

生きた木は、温度や湿度で変化します。湿気を吸って反りが出たり、乾燥すると継ぎ目に隙間ができたりします。

 これらのことをしっかり踏まえた上で施工する必要があります。現場の温度・湿度、施工する樹種の特性を十分理解し、施工していただきますようお願いいたします。

 

施工上の注意事項について

無垢フローリング

 無垢材は、空気中の水分変化によって[膨張][収縮]を繰り返します。その為、施工状態によっては多少の不都合を引き起こす可能性があります。より良い仕上げにつなげるために無垢材の特製を十分に理解して、下記の注意点を厳守し、施工にあたってください。

樹種やフローリング材の仕様により特徴は異なるので、その特性を十分に理解して下さい。

保管上の注意点

・水のかかる場所、湿気の多い場所、直射日光のあたる場所での保管は避けて下さい。

・反りを防ぐため、水平な場所に同じ高さの敷木を敷いて保管してください。

 

施工前の注意点

施工前に梱包を開封し、中のビニール包装等を開梱しフローリングを外気に触れさせて馴染ませて下さい。特に湿度の高い季節は十分に馴染ませてから施工して下さい。(通常は2-3日、湿度の高い時期は5日ほど。パイン材はあまり馴染ませすぎるとサネが入りにくくなる場合がございます)

商品の確認

商品の品質には万全を期しておりますが、万が一問題や、不明な点がございましたら、必ず施工前にご相談ください。施工後のお取替えには応じかねます。

床暖房

床暖房で使用する場合は、床暖房対応の無垢フローリングを使用して下さい。床暖房対応以外の無垢フローリングを床暖房で使用した場合の不具合や問題は責任を負いかねますのでご了承下さい。

その他

雨の降り込み、ゴミ、汚れなどにより、下地が濡れた状態での施工は行わないで下さい。トラブルなどの原因となります。

・床下は十分に乾燥させ通気口を設けてください。

・水回りの場所に無垢フローリングの施工は弊社では責任を負う事が出来ません。

 

施工上の注意点

施工時に使用する用具について

接着剤は、無垢専用品を使用して下さい。無垢の伸縮に対応できる一液型ウレタン樹脂系接着剤とエポキシ樹脂系接着剤を推奨します。

※木工用ボンド使用しないで下さい。これらは水性のため床材の膨張による反りや床鳴りの原因となります。

・釘はフロア用スクリューネイルかブラッドネイルまたはフロア用ステーブを使用して下さい。釘は38mm以上をご使用下さい。フィニッシュネイルは使用しないで下さい。

・サーモ材は、ステンレス性の釘など錆びに強いクギをご使用下さい。

下地の施工

・無垢フローリングの施工の際は、必ず厚さ12ミリ以上の耐水合板の捨張りを行って下さい。虫害などに不向きの合板や釘の保持力の無い(パーティクルボード・MDF)下地は使用しないで下さい。下地合板の張り込みは2 mm-3mm程度の隙間を空けて張り込んでください。

・床下の風通しを良くし湿気がこもらないようにして下さい。湿気が多い場合は0.1mm厚以上の防湿フィルム(シート)を根太と合板の間に敷きこんで施工して下さい。特に新築のRC構造の場合は、かなりの湿度が含まれる場合が多いので防湿対策を十分行なって下さい。

・二重床工法の場合、フローリングを施工する前の状態において、たわみや床鳴りがしないことを確認して下さい。

仮並べ

無垢フローリングは天然木です。1つ1つ色合いや木目が異なります。施工時は色合いや木目の隔たりが無いようにあらかじめ仮並べをしてから施工をして下さい。

下地への固定

・樹種の特性に合わせて施工して下さい。無垢材は天然木なので少しのソリなどがある場合がございます。施工時に調整しながら施工して下さい。

・サネは強くたたき込み過ぎないで下さい。スペーサー(0.3mm~0.5mm)を使用し隙間を必ず設けて施工する事。特に冬の乾燥時期は木が縮みます。また梅雨時期は木が膨張しています。湿度の高い時期は隙間を狭く(0mm~0.2mm)する場合もございます。伸縮幅の大きい樹種は特に注意下さい。(ナラ、アジアンウォールナット、メープルなど・・・)

・必ず接着剤と釘(スクリューネイルまたはブラッドネイルまたはフロア用ステープル)を併用して施工して下さい。(接着剤は、無垢専用品を使用して下さい)

・無垢の伸縮に対応できる一液型ウレタン樹脂系接着剤とエポキシ樹脂系接着剤を使用して下さい。

※釘のみ、接着剤のみの施工はしないで下さい。

※木工用の水性ボンドは使用しないで下さい。ソリの原因となります。

・接着剤はサネ部に入らにように注意してください。接着剤は長手方向に3本塗装して下さい。

・壁際は巾木に隠れるように5mm以上の隙間を開けて施工して下さい。また、広い空間を施工する場合は特に無垢による伸縮を十分考慮し対応できるようにして下さい。また、框や敷居などと密着する場合0.5mm程度の隙間を必ず設けて下さい。

・無垢フローリングの雄実部に直接釘打ちすると、実部が欠けたり割れたりする場合があります。特に硬い木は注意が必要です。予めドリルで直径2mm程度の導き孔をあけてから釘打ちして下さい。

・下地板を通して45度の角度で打ち付けてください。釘は38mm以上をご使用下さい。エンドマッチ部分への釘打ちは必要ありません。

・無垢フローリングは樹種により硬さが様々です。エアツールを使用する場合はエア圧の調整は十分に行って下さい。

養生について

施工終了後は必ず養生して下さい。養生前に床面を綺麗に掃除し塵やほこりを取り除いて下さい。

その後養生シートや養生ボードで施工した床面全体を覆い隠して下さい。全体を覆い隠さない場合日焼けなどで色違いが発生する場合がございます。

養生テープの扱い

・基本的に無垢フローリングの床面に養生テープを貼らないで下さい。UV塗装・無塗装・自然塗装すべての商品に対して貼らないで下さい。

・無塗装品・自然塗装品についても、養生テープの成分が無垢フローリングに浸透するため色変わり、シミの原因となります。(ある程度リペア可能です)

・UV塗装品の場合塗装が剥がれる場合があります。

・どうしても養生テープをご使用の場合は、養生テープは必ず低粘着のフローリング専用テープをご使用下さい。ただし、低粘着用でも長時間のご使用の場合はや、テープを貼っている箇所を踏んだり圧力をかけるとテープを剥がすときに塗装面も剥がす可能性があります。この場合保証の対象とならないのでご注意ください。

 

メンテナンス

 清掃について

  •  基本的に乾拭きをおこなって下さい。水拭きなどはおこなわないで下さい。

 UV塗装品について:乾拭きで落ちない汚れの場合は、中性洗剤を薄めたものを固く絞って拭いて下さい。その後必ず乾いた布や雑巾で乾拭きして下さい。

 自然塗装品について:塗装した自然塗料メーカーのメンテナンス方法に従いメンテナンスして下さい。

  • スチームクリーナーなどのご使用は厳禁です。
  • 薬品のついた雑巾やモップの使用も厳禁です。

 無垢フローリング専用の清掃商品については、仕様をお確かめの上ご使用下さい。目立たない部分でお試し後ご使用することをお勧めします。

 

 上記以外の施工をした場合、責任を負いかねますのでご了承願います。

  •  施工前に商品の割れ、欠け、変形、反り、塗装不良等を確認していただき、不良品を発見致しましたら至急ご連絡をお願い致します。無償交換させていただきます。
  •  施工後の割れ、欠け、変形、反り、塗装等不良の問題は責任を負いかねますのでご了承下さい。