ルビオモノコートってどのような塗料
ルビオモノコートはベルギー生まれの植物性自然オイル塗料です。日本に導入されたのは比較的新しいため、その名をあまり見たり、聞いたりしたことない人が多いと思います。しかし、ヨーロッパでは非常に歴史の長い塗料です。揮発性有機化合物0%の完全VOCフリーで、亜麻仁(アマニ)油を主成分とした自然健康塗料です。
当オイルは画期的な技術で開発され1回塗りで仕上げることができます。また他のメーカーと比較して圧倒的カラーランナップも特徴です。
ルビオモノコート オイルプラスA(内装用塗料)は自然の植物油と植物ワックスで構成されます。
植物油:亜麻仁油
植物ワックス:蜜蝋、カルナバワックス
ルビオモノコートは、VOCを含まない為、塗装作業時に有害物質を吸う恐れがなく、極めて安全性の高い塗料です。自然由来の塗料のため、ヨーロッパでは子供の玩具にも使用されている安心な塗料です。
日本総代理店:ニッシンイクス株式会社 ルビオモノコートのサイト
一回塗り仕上げを可能にした自然オイルです。一回塗りなだけに塗料自体がローコストで、また作業時間も大幅に削減することも可能です。
他の自然オイル塗装の飽和充填式とは違い、画期的な技術で開発された塗料は木材表面にセルロース繊維の分子結合により浸透します。これによりオイル消費量も少なくなります。
豊富なカラーバリエーション、50色以上からなるカラーからお選び頂けます。
他の塗料との大きな違いは
オイルプラスAは、他の自然オイル塗料でよく使われる亜麻仁油をベースとして、ワックス成分も蜜蝋、カルナバ蝋と構成は非常にオーソドックスな塗料となります。ただし、他の自然オイル塗料と少し異なり、木材表面のセルロース繊維にミクロレベルで入り込む仕様となります。飽和充填式と違い1回塗りで仕上げることが可能となります。
揮発性有機化合物0%の完全VOCフリーで、亜麻仁(アマニ)油を主成分とした自然健康塗料です。
カラーバリエーションも非常に多く、50種類以上の着色塗装が可能となります。
塗装方法について
自然塗料の一般的な塗装方法で、塗装後拭き取りとなります。
飽和充填式でないため、表面部分の浸透後に拭き取りが可能で塗装後2-3分で拭き取れ効率よく塗装が行えます。
特に塗装用の刷毛は選ばず、市販のコテバケで塗装可能ですがオイルプラスA+Bではルビオモノコート専用の塗装パッドを利用すると塗りやすいです。逆にオイルプラスA+Bを市販のコテバケで塗装するときは非常に力が必要となります。
通常のコテバケと比較して塗料の吸い込みが非常に少なく最初使用すると塗りにくい感じがします。
ただ、これは塗料の性格上薄く広く塗るための仕様で、かつオイルプラスA+Bのような高粘度の塗料を伸ばしやすくなっています。
ローコストです
ルビオモノコートは非常にリーズナブルな価格な上に、1回塗りで仕上げ、さらに塗料の特性上広い面積を塗装することができます。塗装平米単価は非常に低くなっております。
塗料の入手は基本的に通信販売や塗料問屋からの仕入れがメインとなります。ホームセンターなどで見かけることはほぼ無いと思われます。
フローリング用塗料
フローリングは内装用塗料 オイルプラスAを使用します。
クリア塗装
床用塗料はオイルプラスAを使用した1回塗りが基本となります。クリア塗装はオイルプラスA ♯100(ピュア)が該当し、クリアと言うからは存在しません。
ツヤに関しても基本的につや消し仕上げとなります。
標準塗装:つや消し | オイルプラスA ♯100 |
耐摩耗・耐久性UP・速乾 | オイルプラスA+B ♯100 |
着色塗料
着色系塗装は、クリア塗料と同じでオイルプラスAの型番違いとなります。50種類以上のカラーバリエーションがあります。
標準塗装:つや消し | オイルプラスA 各色 |
耐摩耗・耐久性UP・速乾 | オイルプラスA+B 各色 |
耐摩耗強化・速乾:オイルプラスA+B
耐摩耗性、耐久性向上、速乾などオイルプラスAにB剤を混ぜることで強化されます。オイルプラスAのクリア・着色塗料に対して約30%混ぜます。耐摩耗性も上がりますが、乾燥までの時間が飛躍的に向上します。通常は完全乾燥まで2-3週間かかるところ3-5日で乾燥します。
メンテナンス
自然塗料は定期的なメンテナンスが必要です。特に植物ワックス成分が日々の生活や活動により摩耗します。
ルビオモノコートでは日々のメンテナンスや定期的なメンテナンス用品を用意しています。
日々のお手入れ
サーフェイスケア(部分的汚れ落とし)
サーフェイスケアは、フローリングやテーブル、カウンタートップ等の部分クリーニングに適した製品です。
定期的なメンテナンス
リフレッシュエコ (内装用オイルプラス専用)
リフレッシュエコは、内装用オイルプラスで処理されたあらゆる屋内の木製品の表面を蘇らせ、修復します。
表面が乾燥していると感じる場合がその必要性の目安となります。
基材表面塗装の傷みや消耗の状態に応じて、リフレッシュしたい部分に年に数回の頻度で使用可能です。
長期の使用により退色が目立つ場合は、塗装に使用された同色のオイルプラスA(またはオイルプラスA+オイルプラスB)で再塗装してからご使用ください。
※ハイドロプロテクトの後継商品となります。