オスモカラー塗装 フローリング 高品質自社塗装

★オスモカラーについては、オスモカラー公式ページをご参照下さい。

オスモカラーってどのような塗料?

オスモカラーは140年の歴史を誇るドイツのオスモ社が提供する自然塗料です。オスモ社は自然を愛し、木を愛するドイツ大手の木製品メーカーです。

現在日本国内で非常に人気が高い自然塗料です。

オスモカラー

オスモカラーは自然の植物油と植物ワックスで構成されます。

植物油:ひまわり油、大豆油、アザミ油
植物ワックス:カルナバワックス、カンデリラワックス
※塗料により含まれる植物油や植物ワックスが含有量が少し異なります。

オスモカラーは有害な化学物質やシンナーを含まない人に優しい自然塗料です。

総代理店:オスモ&エーデル株式会社

特徴

木の呼吸」を妨げないところ。
自然塗料全般に言えますが、ウレタン塗料のように床面に塗膜を張りません。木の内部に深く浸透することによって汚れや水から保護します。木が持つ調湿効果を発揮します。
塗料は、化学物質を一切含まず食品と同レベルの高い安全性を誇ります。小さなお子様のいるご家庭でも安心。
木の心地よさを存分に引き出す、人と自然にやさしい塗料です。

他の塗料との大きな違いは

オスモカラーは主成分となる植物油がひまわり油となります。他の自然塗料は一般的亜麻仁油を主成分とする自然塗料が多いです。他の植物油と異なり変色しにくい特徴があります。基本的にはひまわり油も亜麻仁油も乾性油で空気に触れると乾燥して固まります。それにより木の内部に浸透して乾燥し保護します。

オスモカラーで床材に使用するフロアークリアーは粘度の高いオイルです。他の塗料は長時間放置すると分離しますがオスモカラーはあまり分離せず植物油と植物ワックスが比較的混ざった状態を維持します。(少しは底にワックス成分のようなものが堆積するため使用前は必ず混ぜましょう)

自然オイル塗料
フロアークリアー 左:#3032(3分つや) 右#3062(つや消し)

塗装方法も他の塗料と異なります

自然塗料の一般的な塗装方法は、刷毛やコテバケを使用して塗装し、塗装後拭き取りが一般的です。
オスモカラーは、塗装後は拭き取らず仕上げます。(塗りすぎは拭き取る)
塗装は刷毛やコテバケで薄く擦り込むように塗装し拭き取らずに塗料を浸透させ仕上げます。

チークとフロアークリアー

塗装について、オスモカラー専用コテバケで塗装することを推奨します。
オスモカラー専用コテバケは、粘度のあるオスモカラーを程よく絡ませ、薄く広く塗ることができます。

※基本的に拭き取りは不要ですが、塗りすぎた場合は塗りすぎた塗料がムラになったり乾かなかったりするため拭き取りましょう。

他の自然塗料同様に、塗装後にしっかり拭き取ると本来浸透して木を保護すべき成分が拭き取られることになります。それによりオスモカラー本来の保護力や撥水性が発揮されなくなります。このように誤った塗装がフローリング製造工場(海外)で塗装されたオスモカラー仕上げと言われる商品に多く見られます。

人気の塗料です

オスモカラーは非常に人気の高い塗料です。人気ゆえにホームセンターなどでも比較的多く取り扱いがあります。また塗料屋さんでもほぼ取り扱いがあります。

人気塗料の宿命

人気の高い塗料だけに、フローリングの製造工程においてオスモカラーを塗装した商品が多々あります。これにより非常に安価にオスモカラー塗装商品が提供されています。
フローリング製造工場でフローリングが完成したあと同工場においてオスモカラーを塗装して出荷します。工場によりますが誤った塗装方法や、不明な塗料を使用する場合も多々あるようです。

このような塗装商品が品質問題となっています。

オスモカラー 施工仕様
オスモカラー フロアークリアー施工仕様

フローリング用塗料

オスモカラーでは内装用・外装用塗料をはじめ、内装用でも床からテーブル、木材全般まで用途に合った様々な塗料があります。

木質系のフローリング用に使用できる塗料はクリア塗装、着色塗装を含め数種類ありますが基本的には最終仕上げにはフロアークリアーを塗装することが推奨されます。

クリア塗装

チーク 120㎜乱尺 プレミアム オスモカラー

フローリングの塗装は、床用塗料フロアークリアーを使用した2回塗りが基本となります。強度を高めた3回塗りや湿度の高い床にウッドプロテクターを使用することも可能です。オスモカラー フロアークリアーつや消しはつや消しの影響で無塗装寄りの色合い仕上がる傾向があります。色の濃い材などより発色を良く仕上げる方法として当社オリジナルのFINE仕上げもございます。

標準塗装:つや消しフロアークリアー ♯3062
フロアークリアーエキスプレス ♯3362
標準塗装:3分ツヤ/2-3分ツヤフロアークリアー ♯3032(3分ツヤ)
フロアークリアーエキスプレス ♯3332 (2-3分ツヤ)
3回塗り:つや消しフロアークリアー ♯3062
フロアークリアーエキスプレス ♯3362
3回塗り:3分ツヤ/2-3分ツヤ フロアークリアー ♯3062
フロアークリアーエキスプレス ♯3362
3回塗り:耐湿ベース塗装 ウッドプロテクター ♯4006 1回塗り
標準塗装:フロアークリアー 2回塗り
※FINE仕上げ:つや消しベース塗装:エキストラクリア 1回塗り
標準塗装:フロアークリアー 1回または2回塗り

※FINE仕上げはオスモカラー標準塗装仕様に含まれません。当社オリジナル塗装

FINE仕上げ:ブラックウォールナット、カリン、サペリ、ロックファー、チークなど色の濃い材をより艶やかに仕上げます。その時に使うエキストラクリアはフロアクリアと比較して植物油の含有量が少し少ない程度で植物ワックスの含有量はほぼ同等です。そして仕上げにフロアークリアーを塗装するため耐久性は問題はありません。

チーク ファイン仕上げ
チーク:左 FINE仕上げ 右 通常塗装

着色塗料

着色系塗装は、基本的にフロアークリアーで仕上げます(フロアーカラーは除く)。ベースの着色塗料はウッドワックス系とワンコートオンリーがあります。

標準塗装:ウッドワックスベース:ウッドワックス各色 1回塗り
仕上げ:フロアークリアー系 #3032/#3062/#3332/#3362 1回塗り
標準塗装:ワンコートオンリーベース:ワンコートオンリー各色 1回塗り
仕上げ:フロアークリアー系 #3032/#3062/#3332/#3362 1回塗り
標準塗装:フロアカラーフロアカラーナチュラル 2回塗り
3回塗り:標準ベース:ウッドワックス各色 1回塗り
仕上げ:フロアークリアー系 #3032/#3062/#3332/#3362 2回塗り
3回塗り:濃い色 ベース:ウッドワックス各色 2回塗り
仕上げ:フロアークリアー系 #3032/#3062/#3332/#3362 1回塗り
3回塗り:耐湿 ベース塗装 ウッドプロテクター ♯4006 1回塗り
各着色標準塗装 2回塗り(着色・クリア)

※ウッドワックスオパークはウッドワックスと同仕様

多彩なオプション塗装

フローリング用塗料の項の表で記載しておりますが、オスモカラーのフローリングへの塗装の標準仕様は2回塗りで仕上げます。耐摩耗、耐水性などをさらに上げる場合など3回塗りまで可能としています。

アカシア 撥水 自然塗料

メンテナンス

自然塗料は定期的なメンテナンスが必要です。特に植物ワックス成分が日々の生活や活動により摩耗します。

オスモカラーでは日々のメンテナンスや定期的なメンテナンス用品を用意しています。

日々のお手入れ

オスモカラーは撥水性に優れているため水拭きも可能です。そこでオスモカラーより専用の日々の水拭き掃除に使う自然の植物油洗剤が提供されています。

ウォッシュアンドケア

オスモウォッシュアンドケアー

日々の水拭き掃除に使う自然の植物油洗剤で自然分解し環境に負担をかけません。

飲み物や液体系のシミも効果的に落とせます。

配合成分でフローリングの保護面のケア

水で薄めてモップや硬く絞った雑巾で拭くだけ。

定期的なメンテナンス

日々の生活や活動で摩耗した植物ワックス成分を補充します。また頑固な汚れなども落とすことができオスモカラーの本来の性能を復活させます。

ワックスアンドクリーナー

オスモワックスアンドクリーナー
頑固な汚れを落とし塗装のつやと撥水性をよみがえらせます。

オスモカラーの植物ワックス成分のカルナバワックスとカンデラリワックスを補い耐久性を向上させます。

また油汚れなどの油汚れにも効果的です。

小さな傷が頑固な汚れはオスモポリッシングパッドにワックスアンドクリーナーをつけて擦ることで落とせます。

通常は乾いた布やモップで薄く塗り伸ばします。

その他のメンテナンスグッス

オスモウイルスクリーナー

オスモカラーが塗装された木部用に開発された、ウイルス除去クリーナーです。人体に有害なウイルスや微生物の除去に効果があります。

オスモモップ

モップハンドルとモップ3枚がセットになった便利なセット。ウォッシュアンドケア用・ワックスアンドクリーナ―用・オスモウィルスクリーナー用がセットになっています。

オスモポリッシングパッド

小さなキズや頑固なよごれは、ポリッシングパッドにワックスアンドクリーナーをつけて、軽くこすると除去できます。