オスモカラー フロアカラーとウッドワックスの違い

※2020年度にてフロアカラーはナチュラルを除き国内では廃版となっております。
オスモカラーのフローリング用の着色塗装は大きく分けて3つの種類があります。(2019年まで)
フロアカラーを使用する方法とウッドワックスかワンコートオンリーでベースを作る方法
それぞれ色の違いもありますが、ワンコートオンリーにはワックス成分が含まれません。その分顔料、オイル成分が多くより浸透します。(オイル成分もウッドワックスとワンコートオンリーは異なります。
フロアカラーは、床用の着色塗料として2回塗りで色を表現します。成分的にはウッドワックスとほぼ類似しております。またフロアーカラーは3分つやありとなります(フロアーカラーナチュラルはつや消し)
床に使う場合
・フロアーカラーの場合:2回塗り(2回目をフロアークリアーも可。この場合色が薄く仕上がります)
・ウッドワックスの場合:1回塗り 仕上げ:フロアークリアー
・ワンコートオンリーの場合:1回塗り 仕上げ:フロアークリアー
※より濃い仕上げの場合は、ウッドワックスを2回塗り仕上げにフロアークリアーを塗装します。
ウッドワックスとフロアーカラーの違いはワックス成分量と着色の考え方です。
ワックス成分は、カルナバワックス、カンデリラワックスの含有量の違いです。違いと言っても5%程度で基本性能はほぼ同じです。
着色はウッドワックスが1回で色付けするのに対して、フロアカラーは2回塗りで色を表現します。
ワックス成分は若干ですが、フロアカラーのほうがウッドワックスよりワックス成分が多い仕様となっているようです。ただし、ウッドワックスも仕上げにフロアクリアを使うのであまり気にする差は無いレベルです。
※参考までにワンコートオンリーはワックス成分が含まれておりません。その分顔料が多く入ります。ウッドワックス5% ワンコートオンリー15%

上記画像は、ナラのフロアカラー#テラ2回塗りと、フロアカラー#テラ+フロアクリアー(つや消し)の比較です。
フロアカラーも基本は2回塗りで色を表現しますが、お好みに合わせて1回で色を付け、2回目をフロアークリアーと言う選択も可能です。