等級(グレード)について:B級のフローリング材
当社でB級(Bグレード)と表す場合、海外製造工場で規定するグレードを表します。
製造工場ではグレードは品質を表すものではなく、節の有無や大小、白太、色違いなど区分分けのためのグレード分けとなります。
一般的にその工場の標準仕様としてA・B・C・Dなどに区分されますがその区分は工場独自に設定されたものです。独自ですが基本的にどの工場の設定も似た設定となります。
例えば
A工場でCグレード(節あり、色違いあり)
B工場ではABCグレード(節あり、色違いあり)
この2つの商品は同一グレードとなります。
一般的なB級の定義
イメージ的にB級品とは品質的に問題があったり、訳アリ品(瑕疵がある、返品など)を表す言葉でも使用される場合があります。先に述べたように当社で提示するB級は異なります。
言葉の言い方、誤解を招くため等級(グレード)表記は、プレミアム、セレクト、ナチュラル、ワイルドと言う表記に変更しております。商品の詳細ページには海外での製造グレードA,B,C,Dの表記も記載しております。
(販売会社などのによりB級として訳あり、瑕疵のある商品として取り扱っている業者もございます)
B級品は質が悪い??
日本では、いろいろな商品に対してA級品やB級品と言った表現を使う場合があります。これは品質を表す場合も多々あります。B級品は先に書いた通り、訳ありであったり瑕疵があったりなどの意味に使われてる場合もございます。この場合品質に難があったりする場合もあります。
当社ではA、B、C、Dの表現は工場製造グレードを表し品質を表すものではありません。
※品質に瑕疵のあるものはアウトレットとして理由を明確化して格安で販売している場合があります。
「当社等級の定義」でも記載したように、フローリングのA・B・Cの表記は、海外の製造工場での製造グレードがA ・ B ・ C ・ Dなどと表記されています。
これは、節の数や大小、白太・色違いなどの有無をグレードで分けています。またUNIタイプなどは継ぎ枚数が異なる場合もございます。
例えば、
Aグレードは、無節で白太は入らない
Bグレードは、白太が入る。節は2mmまで2個以下
これらは、工場側で規定され以下のように項目に対して決められております。また、グレード定義は工場により異なります。
これまでも書いた通り、製造工程はグレードに関係無く同じです。それでもAとDでは品質が違うように感じるなどの声も聞きます。これは節の有無、色違いなどで伸縮膨張性が異なったりするためで実際AグレードとDグレードでは寸法安定性は異なると思われます。また節の有無でパテ埋め処理があったり、木肌が荒い部分が多かったりするためにそのように感じます。
(当社表記、2016年6月度よりA-Dの等級からグレードに変更:プレミアム・セレクト+、セレクト・ナチュラル・ワイルド)
商品の等級は、商品仕様を表し、品質を表すものではありません。A級からD級まですべて同一品質で製造されます。
現在は、
A級=プレミアム
AB級=セレクト+ またはセレクト
B級=セレクト
BC級=セレクトー (取り扱い無し)
C級=ナチュラル
ABC級=ナチュラル
CD/DCD/BCD/D級=ワイルド
ナラ 等級:A級 プレミアム
ナラ 等級:B級 セレクトグレード
こちらはナラのA級とB級です。ナラのB級は少しの白太とあまり目立たない小節が混じります。